第41回「バンド大会出演決定!」 [2003.6.10]
 さてさて、久し振りにバンドの話に戻りましょう。私が参加したこのバンド、実は2ヶ月後に迫ったバンド大会に出演することが決まっていました。その名も「父ちゃん達のバンド祭り」、略して「父ちゃんバンド」。父ちゃん〜と言っても、もちろん母ちゃん、姉ちゃん、兄ちゃんも出るんですが、コンセプトはかつて鳴らした父ちゃん達が、あの輝ける青春の日々を想いつつ、「まだまだ現役ゾ!」とばかりに盛り上がり、我等が存在感を確認し合おう、というところでしょうかね?出演15グループ、午前11時から夜9時まで、延々10時間、ぶっ通しで続く一大イベントなのです!
 我がバンドの演奏曲目は8曲。
(1)「CALIFORNIA DREAMIN」
(2)「JOY TO THE WORLD」
(3)「LOVE WILL KEEP US ALIVE」
(4)「PROUD MARY」
(5)「WONDERFUL TONIGHT」
(6)「TEARS IN HEAVEN」
(7)「VENOS」
(8)「PROOF OF THE MAN」
 を演ることになりました。あと、2ヵ月で仕上げなければなりません。私にとってのまず目先の課題は、もう1人のキーボードの女の子と、どう役割分担するの?っていうこと。新参者の私としては、リーダーにお伺いを立てるしかありません。ところがリーダーの答えは一言。
「そりゃ、彼女としっかり話し合って決めてヨ」。
 そんなに振られても困るなぁと思いつつ、でも、かわいい彼女と「しっかり話し合い」の場を持つことは、少しもイヤではありません!よね。
「私も早く、本腰入れて練習したいから、こんど会って曲の分担決めようよ」と、「話し合いの場」をセッティングすることになりました。例によって、例のライブバーで待合せ。その日、平日の20時前は他のお客さんが誰もいなく、彼女と2人っきりでした。
「あれっ。2人揃って、今日は何事?」と、含み笑いでひやかすマスターは無視して、一応楽譜を広げながらしばし2人の世界。私は自分にはむずかしそうな曲はなるべく彼女にお願いして、ホントにコードだけで何とかゴマカセそうな曲をまわしてもらいました。<上の曲目の(1)(3)(4)>でも、ひとつワガママを言って、ピアノが伴奏の主役を務めるカッコイイ曲をもうひとつ、ゆずってもらうことにしました。
 (8)番の「PROOF OF THE MAN」、人間の証明のテーマ。
年輩の方はご存知ですよね。「お母さん、僕のあの帽子、どこに行ったんでしょうね」というコピーが印象的だった角川映画。なかなか哀愁を含んだ、泣かせる曲です。さあ、張り切って練習しなくっちゃ!(続く)
an 弾手(andante)

ちょっと、ひと言。
 どんよりした空から、パラパラ雨が落ちてきたきのう(6月9日)、熊本地方の梅雨入りが発表されました。ところが、今日は青空が広がって、一気に真夏が来たようです。(暑い!30℃いくのかなぁ。)
 この歳になると、暑さもこたえますね!という訳で、明日は人間ドックに入って体の点検をしてきます!忙しい合間のちょっとした息抜きになるかな。結果は、又、報告します!(誰も聞きたくないか・・・)
−an 弾手−


第42回「バンド演奏はスキーに似てる?」 [2003.6.17]
 さて、バンド大会で自分が弾く曲は決まりました。あとは、いかに皆んなに迷惑かけないように練習していくか、です。皆んな仕事を持っているので、集まって練習するのは日曜の夜だけ、2時間位。その時はせいぜい1曲を数回合わせて確認する位ですから、自分のパートは予め充分練習して行く必要があります。私の練習法は、まず、模範演奏(本物)のテープを何回も聴くこと。何回も聴いて、自分のパート(キーボード、ピアノ)が、どんな風に弾かれているかを、とにかく耳で覚えます。譜面には、細かい音譜まで書いてないので、まずは耳で覚えるしかありません。だいたいイメージがつかめたら、テープに合わせて弾いてみます。要するに耳コピーです。これをひたすら繰り返して、日曜日の全員練習に臨む訳です。余談ですが、テープ演奏のキーと、実際のバンド演奏のキーが違う曲は、電子ピアノ(クラビ丿ーバ)のトランスポーザー(移調機能)がとても役立ちました。
 私はそれまでバンドの経験がなく、ピアノソロで自分勝手に弾いていたので、全員のテンポに乗っていく感覚には苦労しましたね!変なたとえですが、スキーを習い始めた頃の感覚に似てるような・・・。スキーは重心を前のめりになる位、常に前に前に持っていくつもりでいないと、一瞬の油断でスピードに乗り遅れて転んでしまうんですよね。バンドも、一瞬の気持ちの迷いで、あっという間に皆んなのテンポに置いていかれてしまう! いつも、前に前に気持ちを乗せておく必要があります。でも、そんな緊張は極力、表情に出さず、涼しい顔をして演奏を楽しんでいるように努めました。だって、皆んなに余計な不安を与えちゃ悪いから。内心は、でも、いつ転ぶか!?ってヒヤヒヤだったんだよ〜!(続く)  an 弾手(andante)

ちょっと、ひと言。
 先週、人間ドックに入ってきました。結果は?何も異常なし!最近、胃が痛むので胃カメラをしてもらったんですが、確かに軽い胃炎。(そう言えば最近ストレス多いからかなぁ・・・←ひとり言) それ以外は全て正常でした。特に体脂肪は標準値より低く、ドクターから「サッカー選手並み」と言われてしまいました! でも、もともと痩せてるのに、こんなに体脂肪が低いんじゃ、食料危機が来たら一番にダウンするかも・・・。
−an 弾手−
第43回「お初。バンドでステージデビュー!」 [2003.6.24]
 バンド大会がだんだん近づいてきます。リーダーの発案で、日曜の貸しスタジオでの練習に加えて、ライブバーで演奏する日をつくろうということになりました。実際にお客さんの前で演奏してステージ勘(度胸?)を付けようという訳です。リーダーの段取りで、例のライブバーの月間ライブスケジュール表に、我がバンドの名前がさん然と輝くことになりました! 
 で、いよいよライブ当日です。な、何と60人位入る店が満席!(こんなこと、あまりないんですよ。この店)リーダーがどうも知り合いに声を掛けまくってかき集めたらしい。「ひと晩ステージを押さえて、お客さんが入らなかったら店に悪いから」とはリーダーの弁。確かに!さすがリーダーだ。お店との付き合い方も礼儀もよくわきまえていらっしゃる。あとは、お金払ってこんなに集まっていただいたお客さんに失礼にならないような演奏をしなくちゃイカン訳だ。ウーン、この満席はプレッシャーだなぁ。
さあ、いよいよライブスタート!何だかんだ言っても、始まってしまえばもうガンガン行くっきゃないよね!
お客さんとは鼻付き合わせての和気あいあいのイイ感じ!多少のミスはご愛嬌で笑ってくれるなんて、温かいお客さんだこと!
 ところで、突然ですが、ここでこの店のピアノについてちょっとウンチクを。ヤマハのグランドなんですが、並のグランドじゃない。鍵盤のフタの裏にズラーッとボタンが付いたシンセ内蔵の限定生産タイプで、日本では坂本龍一所有ほか、数台しかないという珍しい代物だとか。(真偽の程は分かりませんが・・・)で、何でこんな話かと言うと、そのシンセの音源で弾く時の左足のペダルボリュームのバランスがむずかしくて!
エレキ、ドラム、ヴォーカルの音がガンガン響いているので、つい負けじとペダルを踏み込み過ぎたようで。終わった後、店のマスターから「あんた、やたらと大き過ぎたよ」と言われてしまいました。でも大会当日は楽器も違うしPAも入るようなので、何とかなるかな。
 それにしても、1人でピアノソロやる時と違って、何だか、どさくさにまぎれてあっという間に終わっちゃったような感じだなあ。(続く)  an 弾手(andante)

ちょっと、ひと言。
 皆さん、細川護熙さんをご存知ですか?日本人ならだいたい知ってますよね。元日本の総理大臣ですから。この方が元熊本県知事だったことは、熊本県人ならだいたい知ってますよね。
 では、ここで問題です。陶芸家だってことは?ご存知でしたか?現在、神奈川県湯河原町で作陶活動をされ、東京や京都などで展示会を開くなど広くご活躍だそうです。私は、作品の写真集を拝見したことがありますが、なかなか味のある茶器です。
 その作品が、6月27日(金)〜29(日)の「くまもと陶磁器展」(グランメッセ熊本)の会場に特別出展されるそうです。お近くの方、お時間のある方は行ってみられては。
−an 弾手−


第44回「出会いの楽しみ(小さなスナック編)」 [2003.7.1]
 ヴォーカルの女性がママをやっている小さなスナックに、久し振りに行ってみました。クラビノーバとドラムセットがあって、音楽の好きな人がよく顔を出すらしい。カウンターに掛けていると、丸刈りで体育会系のちょっとコワそうなお兄ちゃんが入ってきました。でも、この人、少し話してみたらとても気が良さそうな人で。実はドラムをやるんだとか。ママが私のこと「ピアニストの○○さんですよ」と紹介したものだから、すっかり、そう思われてしまって「一緒にやりましょうよ!」と、一方的に盛り上がられてしまいました。その日、私は珍しく酔いが回っていて、メロメロで、自分が弾けそうなレパートリーもよく思い出せなくてあんまり乗り気じゃなかったんですが、その威勢のいいドラマーのお兄ちゃんに背中を押されるようにしてクラビノーバの前に座りました。
 さて、何を弾こうかと思いながら、とりあえず1-6-2-5の循環コードをイントロ風に弾いてみます。そのまま成り行きにまかせてOver the Rainbowを弾き始めたら、ドラムが合わせてくれました。でも、何せ、私はメロメロであっちこっち間違えながら、それでもひたすら「止まらない、弾き直さない」だけ考えて弾いていました。そのうち、お客さんがもう1人。「あら、ちょうど良かった!一緒に奏って下さいよ!」とママ。
 そのお客さんはサックスをやるらしい。早速飛び入りで、即席トリオの誕生です。そうこうするうち、今度はママがヴォーカルで参加。The End of the Worldを歌ってくれて、「これは、もっとゆっくりしたテンポで!」なんて「教育的指導」を受けながらひとしきり盛り上がってしまいました。知らない人がいきなり会っても、すぐに昔からの友達のように1つの音楽を一緒に楽しめる---。これってセッションの醍醐味ですよね。元気で、威勢が良くて、情熱一筋のドラマーのお兄さん!ちょっと渋くて理論家肌のサックスのお兄さん!また今度、会った時はよろしくお願いしますね。
でも、今日のメロメロはアルコールのせいだと言い訳しても、いつもそうはいきませんよね。ゴメンナサイ!(続く)  an 弾手(andante)

ちょっと、ひと言。
 先週、ワタシ的には感動的なある発見をしました。よくエレベーターの前で知らない人と2〜3人、待っていることがありますよね。扉が開いたので乗り込むと、他の人は乗ってこない。アレ、と思っているうちに扉が閉まって、本当は上に行きたかったのにエレベーターは下へ。仕方なくもう一度上がってきて、さっきの階で扉が開くと、一緒に待っていた人達とバッタリ目が合ってバツが悪かった、なんて経験ありませんか?私なんかしょっちゅうです。ところが、実はこの上がるエレベーターと降りるエレベーターの違いを音で聞き分ける方法を発見したのです!その方法とは・・・? あ、スミマセン、予定の文字数オーバーしそうです。続きはまた来週書きますね!
−an 弾手−


第45回「バンド大会前夜。絶体絶命のピンチが!」 [2003.7.8]
 いよいよ本番の「父ちゃん達のバンド祭り」を明日に控えた夜。最終のリハーサルを兼ねて、例のライブバーでもう一度演奏することになりました。キーボードは、この大会に備えて我がバンドで新たに購入したKORGのシンセを持ち込みです。もう1人のキーボードの女の子と交替しながら、私が、「CALIFORNIA DREAMIN」 「LOVE WILL KEEP US ALIVE」 「PROUD MARY」 「PROOF OF THE MAN」を、彼女が「JOY TO THE WORLD」 「WONDERFUL TONIGHT」 「TEARS IN HEAVEN」 「VENOS」 を担当です。仕上げのつもりで1つひとつ自分なりに確認しながら演奏していきました。最後の曲を弾き終え
「よしよし、いよいよ明日の本番に挑むだけだな」
と思ってひと息ついたその時です。とんでもない事が起こりました!このライブバーのマスターが私に近寄ってきて、一言つぶやいたのです。 
「CALIFORNIA DREAMINのキーボード、あれ何?あれじゃダサイでしょ。」
「ガガーン!」
私は思わず凍りついてしまいました。自分なりに格好ついていると思っていたのに!
それ言うなら、何でもっと早く言ってくれなかったの!もう、明日、本番だよ〜!
 さあ、どうしよう。今さら弾き方を変えるにも時間がない!でも、このマスターからダサイと言われて、そのまま本番で弾く気にもなれないし・・・。
(実はこのマスター、地元のミュージシャンの間では神様みたいに思われている実力者。その神様の一言を無視するなんてとてもできない!)
ああ、どうしよう。明日の本番スタートまで、残された時間はあと12時間・・・。
さあ、どうする!(続く)  an 弾手(andante)

ちょっと、ひと言。
 仕事柄、よく県庁(熊本県庁)へ行きます。そこでいつもエレベーターに乗るんですが、今まで全く気付かなかったことに、この前フッと気が付いて、1人で勝手に感動してしまいました。扉が開く前に、エレベーターが到着することを知らせるチャイムがピンポーン、と鳴りますが、上りと下りのエレベーターでこの音が違うじゃありませんか!(今まで何を聞いていたんだろう!全然気付かなかったなぁ)
 上りはピンポーンのポ〜ンが上り音階、下りはピンポーンのポ〜ンが下り音階になってるんですよぉ。良く出来てるなぁ、と感動してしまったのですが、このこと、意識して聞いている人が一体どれくらい、いるんだろう。試しに身の回りの人に何人か聞いてみましたが、皆んな「へえ、そうなの?」という感じで誰も知らなかったなぁ。そうなると、何となく自分の大発見にも自信がなくなってきたりして・・・。もう一度、県庁に確かめに行ってこよう。
−an 弾手−


第46回「複雑なバンドスコアがたった4段の五線紙に」 [2003.7.15]
 「それじゃダサイでしょ」
マスターのひと言に凍りついてしまいました。バンド大会の本番を明日に控えた夜。私のキーボードが否定されてしまった瞬間です。でも、何とかしなきゃ。今さら、もう1人の女の子に代わってくれと言う訳にもいかないし。こうなったら残された道はただ1つ。そのマスターに、
「じゃ、どうしたらいいんですか?」
と聞くしかないよね。
「そうねぇ、ここんところは例えばこんな風に・・・」
とマスターが横から手を伸ばしてキーボードを弾き始めました。
「あ!ハイハイ!それ、ちょっとこれに書いてくれませんか?」
私は急いでボールペンを取り出すと楽譜の空いているところにマスターが弾いたフレーズをメモリながら叫びました。何せ、今ここでじっくりレッスンを受けている暇はない!とにかくマスターのアドバイスを今ここで何とか形に残さなきゃ!聞いただけじゃ、すぐ忘れるに決まってるよ!私は無理矢理ボールペンをマスターに押し付けて、何とか音符に書いてくれるように頼みました。
「そうねぇ、例えばこうでしょ・・・」
マスターはそう言いながら五線紙にちょこちょこっと音符を書いていきます。
「はぁ、こうですか?」と、その音符をキーボードで音に出して確かめる私。
「あ、ちょっと、こっちの方がいいかな」
と、今書いた音符を直すマスター。私はそれを横からすぐ音に出してみます。かくして2〜3分程度で8小節分のフレーズができました。8小節出来れば、あとは似たようなコード進行の繰り返しです。よし、これで、何とかなりそうだ!
 実はこの「CALIFORNIA DREAMIN」、もらったバンドスコアはえらく複雑で、そのくせ、キーボードパートは無いときている(そもそも原曲にはキーボードが無いんだ)。そこで自分なりに見易くするために、ヴォーカルと、キーボードが担当するフルートソロのパートだけ抜き出して五線紙に書いていました。そこに、今、マスターがメモしたフレーズをドッキングして、もっと見易くシンプルにすることにしました。夜中、家に帰ってから、よーく楽譜を見ながら単純化していったら、何のことはない、たった4段の五線紙に納まってしまったじゃありませんか!よし、これで明日の本番を乗りきるぞ! (続く)   an 弾手(andante)

●バンドスコアからヴォーカルパートとキーボードソロパートだけ抜き出して単純化した楽譜

●更にキーボード用に単純化した楽譜(ソロの部分は覚えてしまっていたのであえて書いていません)

 
ちょっと、ひと言。
 先週に続きエレベータネタです。自分の発見にちょっと自信がなくなった私は、またまた県庁に行ったついでにエレベータホールにしばらく立って観察してみました。すると、どうでしょう、チャイムの音がピンポーンと2つの時と、ポンポンポンポーンと4つの時があるじゃありませんか!うーむ、これは何だ?どう違うんだ?
 昇りのボタン、下りのボタンを次々に押しながら、扉が開いても乗りもしないで、エレベータホールをうろうろしている私は、どう見ても不審なオヤジですね。
 チャイムの音の法則性がどうしても解明できない私は1Fの受付嬢に聞いてみました。案の定、分からない様子。よし、それじゃ施設のことは管財課の管轄だろう。管財課に聞いてみよう!
−an 弾手−


第47回「本番で初見、はカンベンして!」 [2003.7.22]
 さあ、バンド大会本番の朝を迎えました。実はここで器材の準備がひと仕事でした。主催者がステージに用意するのはドラムとキーボード1台、アンプ、マイク類。我がバンドはキーボードを2人で担当するため、曲が変わる度にキーボードの席を入れ替わるのもスマートじゃない。だからもう1台キーボードを持ち込んでダブルキーボードにすることにしました。さらにもうひとつ、大きな問題がありました。私が担当する「Proof of The Man」は全編に渡ってピアノ伴奏がメインで入ります。これが61鍵のキーボードでは物足りない。やっぱり88鍵フルスケールが欲しいなあ。そこで我が家のクラビノーバを持ち込むことにしました。これがけっこう重い。(取説によると51Kg)
 朝からリーダーの会社のトラックを我が家に回してもらい、会場まで運びました。そしてステージに仮設置。初めての経験で何が何だか良く分からないままクラビノーバとキーボード2台をアンプに接続。(ダブルキーボードじゃなくてトリプルキーボードだ!)PAに音のバランスを確認してもらってやっとOkが出た時には、もう開演の11:00が迫っていました。それに、15グループのバンドが入れ替わりながら機材を使うので、今つないだケーブルを、一旦抜いておかなくてはいけません。本番の時にスムーズに音が出るか、ちょっと不安です。
 で、我がバンドの出番は1:30。それまで、とりあえずヒマです。ロビーに出たら、昨夜のマスターとバッタリ。
「どう? 調子は」
「ええ、まあ。おかげ様で昨夜のヤツ、何とか譜面にしてきました」
「ああ、あれだけどね。もうちょっと変えた方がいいと思うんだけど・・・。」
「ええーっ!待ってくださいよ!今から変えても、もう本番まで弾いてみることもできないですよ!」
「本番で初見、というのも、なかなかいいもんだよ」
そればっかりは、いくら神様のお言葉でもカンベンしてくださいよ!
このマスター、以前はピンクレディや郷ひろみ、狩人などのバックバンドとして、全国ツアーや各地のイベント会場などを演奏して歩き、「初見で本番」なんていう修羅場もずい分くぐって来たらしい。
 それと初心者おじさんを一緒にするマスターも意地が悪いけど、バンドの演奏というのは、じっくり楽譜を見て練習するのとは別に、それ位の(よく言えば)変幻自在、臨機応変、(悪く言えば)出たとこ勝負みたいな感覚が必要なのかなぁと、ちょっと既成の価値観をコツンとたたかれたような気がしました。
 ホールの中から、最初のバンドが演奏する音が聞こえてきました。出番までにあと2時間半だ。早めに弁当、食っとこう。 (続く)   an 弾手(andante)

ちょっと、ひと言。
an弾手 「すみません、つかぬことをお伺いしますが・・・」
県庁マン 「はい、何でしょう?」
an弾手 「あのー、エレベータのチャイムの音なんですけどね、あのピンポーンという音、どんなルールになっているんですか?」

(なんちゅう質問だ!こんなこと真面目な顔して管財課の部屋まで聞きに来るヤツがいるんか?)
と、思ったかどうか分かりませんが、その県庁マンは、仕事中にもかかわらず立ち上がってていねいに答えてくれました。
●最近、庁舎改修した機会に、エレベータを2基だけUD(ユニバーサルデザイン)仕様にした。
●目の不自由な人でも、音で、昇り、下りのエレベータが識別できるようになっている。(サスガ!)
●チャイムは昇りがポン↑ポン↑ポン↑ポ〜ン。
 下りがポン↓ポン↓ポン↓ポ〜ン。

an弾手 「あれ、それじゃピン↑ポ〜ンという2音のものは?」
県庁マン 「それはUD仕様じゃないものです」
an弾手 「でもちゃんと昇りはピン↑ポ〜ン、下りはピン↓ポ〜ンになってますよ」
県庁マン 「あ、そうですか? そこまでは私も知りませんでした。」
an弾手 「・・・・・・」
「で、これはエレベータのメーカー仕様なんですか?それとも県庁オリジナルの特注なんでしょうか?」
県庁マン 「あ、発注は建築課のほうでやりましたから、こちらではちょっと・・・」
an弾 「・・・・・・」

スミマセン、お仕事中に突然変な質問しに行って。少し解明できた様な、でも新たなナゾが深まったような、県庁エレベータ物語でした。
−an 弾手−


第48回「これじゃキーボードのレベルがバレバレだ!」 [2003.7.29]
 バンド大会のプログラムも、次々と進んでいきます。早目の弁当を済ませると、客席の方に入ってみました。ロビーから2重になったドアを開けると、グウァーンという大音響が耳に飛び込んできました。
 580名収容のホールは少し空席が見えるものの、7〜8割ほどの入りか。幾筋ものスポットに浮かび上がったステージではカントリーウェスタンのバンドが熱演中。このバンドはアマチュアとは言え、各地のイベント等へ出張出演するなどセミプロ級の活動をしてるだけあってさすがにハイレベルです。ホールの音響と照明もなかなか本格的だ。もうすぐ自分もあのステージに上がって演奏するなんて、ホントかな、と思ってしまいます。しばらく、後の方のシートに身を沈めて、会場の雰囲気に浸っていました。
 さて、出番の2つ前には楽屋集合、1つ前には舞台の袖で待機です。さあ、前のバンドが終わりました!舞台が暗転します。この間に暗闇の中で機材のセットをします。キーボードを所定の位置に移動し、ケーブルを接続し、スイッチON!暗闇にキーボードのディスプレイが青く浮かび上がり、ズラッと並んだ各種ボタンの小さなランプが、遠い街の夜景のようにパーッと灯りました。ドラム、ギター、ヴォーカルの各メンバーも定位置に付いています。
 ここで、バーンとオープニングの曲が始まると同時に、一斉にステージに照明が入るとカッコいいんでしょうが、そこはそれ、アマチュアのバンド大会だもんで、そこまでの演出はないようで。まずは司会者がバンドの紹介。そして、リーダーに2〜3のインタビュー。司会者のとんでもない発言が飛び出したのはその後でした。
「こちらのバンドはキーボードが3台ですか!2台はよくありますが3台は珍しい。キーボードのアンサンブルって結構むずかしいんですよね。さあ、皆さん!どんな演奏を聞かせてくれるか、楽しみですね!」
 なんて、のたまってるじゃありませんか!
 それは全くの誤解です。だって、キーボードは同時に1台しか弾かないんだから!単に2人で手分けして弾くだけなんだから・・・。そこんとこは、あえて触れずにそっとしておいてほしかったのに・・・(トホ)。
 司会者に余計なこと言われて、我がバンド(というか、キーボード)のレベルがバレバレになっちゃったぞ〜。 (続く)   an 弾手(andante)

an弾手からのお礼と(ずうずうしい)お願いです。
連載50回記念特集メッセージ募集中!
 日頃は私のつたないコラムをお読みいただきありがとうございます。
皆様のお陰をもちまして、拙、ピアノ奮戦記も来る8月12日に第50回(連載1周年)を迎える事となりました。感謝!感謝!です。
 何とかここまで続けられましたのも、暖かい励ましのメールや掲示板への書きこみをいただいた全国はもとより地球の裏側までの皆様方と、毎週火曜日になるとグンとサイトへのアクセス数がアップするたくさんの読者の方に勇気付けられ支えられてきたからに他なりません。改めてお礼申し上げます。m(_ _)m
 
 そこで大変ずうずうしくも勝手なお願いで恐縮ですが、2年目の連載に向けてそろそろ疲れの見えてきた私、an弾手の尻をたたいていただきたく、皆様からの励ましメッセ−ジを改めてお願い(募集)する事にいたしました。
 いただきましたメッセージは第50回記念特集としまして「an弾手のピアノ奮戦記」の中でご紹介させていただきたいと思います。メッセージの字数には制限を設けません。ほんの一言でもan弾手は感激します。
ある程度の文章量でも結構です。また、匿名、ハンドルネーム、もちろん本名でも結構です。
 下記アドレスへ8月7日(木)までにいただければ嬉しいです。何卒よろしくお願い申し上げます。
 
piano-roman@kumamoto-bukanokaze.com
an弾手
−an 弾手−


第49回「バンド大会出場、完結編」 [2003.8.5]
 司会者に余計なこと言われて動揺している私にお構いなく、無情にもドラムのカウントが響きました。とうとう演奏開始です。しょっぱなからあの、「CALIFORUNIA DREAMIN」だ。昨夜(というか!今朝?)、やっと譜面に書いた弾き方で、皆と合わせるのは何とこれが本邦初公開だぞ〜!こんなことでいいのか?! 我ながら疑問に思いながらも、もう始まってしまった以上は、とにかく目の前の譜面を信用しつつ、リズムに乗ってトチらず弾いていくことに集中するしかありません。
 そして、いよいよキーボードソロに突入です。音源をストリングスからフルートに素早く切り替え、これはもう何回も練習したフレーズを弾いていきます。途中でキーボードの「ピッチベンドホイール」というダイヤルのようなものを左手で回して音を揺らすところがあります。この時、右手の指がちょっともつれて変なフレーズになっちゃったけど、リズムには一応乗ってたんで、ヨシとしよう。再びコーラスが入って最後のコードまで弾き終わり、やっと第一関門突破です!
 2曲目はもう1人の女の子にキーボードパートを譲るので、私はヒマです。でも、自分のキーボードの前でボーッとしているのもみっともないので、いかにも演奏に参加しているような振りをしながら楽譜を目で追っていました。
 あっという間に曲は進み、いよいよラストナンバー、「PROOF OF THE MAN」になりました。私はクラビノーバに席を移します。この曲のイントロはドラムもギターもお休みで、完璧にピアノソロ1本で始まります。シーンと静まり返った中で、誰が合図するわけでもなく、1人でいきなり弾き始めないといけないので、一番緊張する瞬間です。でも、この場に及んであんまり考えすぎは失敗の元なので、頭より指を信じて、出来るだけさりげなく弾き始めます。3小節目から哀愁を帯びたハーモニカが加わり、ピアノの乾いた音とハーモニカのしっとりしたサウンドがからみ合いながら、暗く静まり返った会場に響いていきます。そして、途中からドラムとギターがバーンと入ると、ぶ厚くなったサウンドを背景に、ヴォーカルがお馴じみのテーマを歌い始めます。
 ピアノは、とにかく、リズムが振れないように淡々と刻んでいかなければなりません。私は、緊張のあまり、いつの間にか手が縮こまってしまったようです。弾きながら何度か「次の音はこの鍵盤でよかったっけ?」と不安に襲われました。そして、「万一、音を外したら演奏がブチこわしになる!」という恐怖から、心配な音は思わず抜いてしまいました!かくして、所々、音の抜けたピアノ伴奏になってしまいました。思いきって弾いていれば、ちゃんと当たっていたかも知れないけど、間違った可能性を考えると・・・。未だにあの一瞬の判断は正しかったのかどうか、よく分からずにいます。
 ともあれ、数百人の聴衆を前にした本格ステージデビューは、あっという間に終わりました。客席の拍手を耳に残しながら舞台の袖に下ります。ふと我に返ると、早めに食べたはずの弁当が消化不良をおこしたらしく、胃がもたれてる!やっぱり、相当緊張してたんだ。(続く)  

-次回は連載50回記念特集号です-   an 弾手(andante)

an弾手からのお礼と(ずうずうしい)お願いです。
連載50回記念特集メッセージ募集中!
 日頃は私のつたないコラムをお読みいただきありがとうございます。
皆様のお陰をもちまして、拙、ピアノ奮戦記も来る8月12日に第50回(連載1周年)を迎える事となりました。感謝!感謝!です。
 何とかここまで続けられましたのも、暖かい励ましのメールや掲示板への書きこみをいただいた全国はもとより地球の裏側までの皆様方と、毎週火曜日になるとグンとサイトへのアクセス数がアップするたくさんの読者の方に勇気付けられ支えられてきたからに他なりません。改めてお礼申し上げます。m(_ _)m
 
 そこで大変ずうずうしくも勝手なお願いで恐縮ですが、2年目の連載に向けてそろそろ疲れの見えてきた私、an弾手の尻をたたいていただきたく、皆様からの励ましメッセ−ジを改めてお願い(募集)する事にいたしました。
 いただきましたメッセージは第50回記念特集としまして「an弾手のピアノ奮戦記」の中でご紹介させていただきたいと思います。メッセージの字数には制限を設けません。ほんの一言でもan弾手は感激します。
ある程度の文章量でも結構です。また、匿名、ハンドルネーム、もちろん本名でも結構です。
 下記アドレスまでにいただければ嬉しいです。何卒よろしくお願い申し上げます。
 
piano-roman@kumamoto-bukanokaze.com
an弾手
−an 弾手−


[2003.8.12]
 1年前に軽い気持ちで始めてしまった(!)この連載。そしてまたまた、ちょっとした思いつきで始めてしまった(!)50回記念のメッセージ募集企画。どちらも始めてしまってから「ヤバイ!大丈夫かなあ?」と不安にかられ、蒔いた種を必死で刈り取る作業に追われているan弾手です。そんな私の気まぐれにお付合いいただきまして、本当にありがとうございます。m (_ _)m
 いやぁ、いろんな方がいろんな思いで読んでいただいているのが分かって、冷や汗が出たり、涙がこぼれそうになったり、ニンマリしたり、ちょっと気が重くなったり(笑)、身にしみて楽しませていただきました。感謝、感謝です!
 さてさて、しかし2年目はどうなることやら。次なるネタが天から舞い降りてくるのを祈りながら、気が付くと手の平に汗を握り締めているan弾手ではあります。
 それでは、皆様からいただきましたメッセージをご紹介させていただきます。順番はメール着信順になっております。何卒ご了承ください。

「1周年おめでとうございます」(石頭さん)からのメッセージ
 東京の奥座敷、青梅の住人です。「ピアノ奮戦記」は楽しく拝見しています。an弾手さまの「プラス思考な人柄」と、昔の紙芝居のような手法(コラムの終わりで直ぐ結論を書かず、次週に持ち込む)で、思わず毎週コラムを見てしまいます。以前、趣味で〜

(an弾手より)  ある日突然メールをいただいたのが始まりでしたね。マイペースで人生を楽しんでおられる様子がとてもうらやましいです。いつも美しい写真をありがとうございます。
「がんばれ、アン弾手!」(マリコさん)からのメッセージ
アンダンテって、確か、「歩くペースで」って意味ですよね。それこそが一番!無理せず、確かな足取りで。楽しみながら。〜

(an弾手より)  いつも「マリコのTokyo通信」楽しみにしています。熊本から上京し、さらに世界を飛び回ってきたマリコさん。Jazzの話、NYの友人の話、私の知らないこと、これからも色々聞かせてください!
「早くも連載50回。おめでとうございます。」(レントさん)からのメッセージ
 初めて投稿いたします。私はan弾手さんの愛娘でレントといいます。早くも連載50回。おめでとうございます。このコラムが開始した当初は、〜

(an弾手より)  レントのために買ったクラビノーバが、今や、すっかり私専用の練習マシーンと化してます。
「おめでとうございま〜〜〜す」(Todosさん)からのメッセージ
 ロクに基礎のないオジサンがピアノを始めると言う痛快冒険ストーリー?を1週間に一度更新されているan弾手さんの連載には何か共通項を感じて、読んでみるとこれが文章力も抜群で面白い。だいたい酒場でピアノを習うなんて〜

(an弾手より)  私が勝手にニューヨーク特派員に任命したTodosさん!ニューヨークを拠点に、太平洋を股にかけてジャズヴォーカルに、ギターに、ゴルフに、そして仕事に飛び回っておられるパワーはスゴイです。いつもタイムリーなニューヨークレポートと熱いメッセージ、ありがとう!
(TodosさんのHP)
http://teamtodos.web.infoseek.co.jp/
「すばらしい!!!」(大森ヴィー子さん)からのメッセージ
 読ませていただいて、是非とも演奏を聞きたくなりました。「理恵ちゃん」の歌もとうとう聞いておりませんので・・・どうか、「演奏日程」がわかりましたら、教えてくださいませ。ここの所仕事ばかりで、〜

(an弾手より)  日頃は仕事でお世話になっています! そのうちにぜひ仕事を離れて、ゆっくり音楽のあるひとときをご一緒できれば最高です。
「いつか、うっとりするような甘〜いメロディが聴けることを」(Mさん)からのメッセージ
 私は、今年の春にan氏と仕事を通じて知り合った、31歳の女性でMと申します。私が感じたan氏の第一印象は、紳士的で物静かで頭良さそ〜!でした。それが、経営〜色々な話で盛り上がりはじめると、当初の印象にプラスして、情熱的&〜

(an弾手より)  お若いのに、海を越えてバリバリビジネスをこなされているMさんです。いつも新鮮な話題を持ってきていただいてありがとうございます。エレクトーンの講師免許をお持ちだとか!一度、お聴きしたいですね!
「一周年応援メッセージ」(かいるさん)からのメッセージ
 an弾手さん、こんにちは。コラム連載50回と一周年おめでとうございます!
こちらのページと出合ったのは〜

(an弾手より)  かいるさんは「月のピアノ」というステキなHPを開設されています。掲載されている自作の写真、イラスト、動画が素晴らしいです!必見ですよ!でも、なぜか「ピアノ」の話はどこにも出てこないHPです。
(かいるさんのHP)
http://www.hpmix.com/home/kai/index.htm
「連載一周年!おめでとうございます」(キミさん)からのメッセージ
 ピアニストan弾手さんが誕生するまでの軌跡を楽しく拝見させて頂きました。初めてお会いしたのは、とあるピアノバーでした。スーツを着た〜

ian弾手より)  いつも笑顔のキミさん!お会いするのは決って深夜の酒場ですね(笑)。お姿だけでなく、美しいそのお声におじさんはあこがれています。タレント活動、頑張ってください!
「こんにちは」(Pony Tylerさん)からのメッセージ
 an弾手さんのコラムの存在を知ったのはつい最近のことなのですが、とても興味深く
て一気にバックナンバーを読んでしまいました。私も実はan弾手さんの〜

(an弾手より)  Ponyさんのヴォーカルはスゴイです!私が時々弾かせてもらっているライブバーで満席のお客さんをノセてしまう勢いには脱帽です。また、今度、楽しませてくださいね!
「はじめまして」(チャールス豚さん)からのメッセージ
 イヤ〜、参りましたね〜! 50過ぎて?から、そんなにハマる物があるだなんて、実に幸せな事です! 羨ましい限りです。初めはかなりなナルちゃんオジサンかと思いきや、実はホントは〜

(an弾手より)  お陰様で!50過ぎてからハマッてしまいました。でも聞くところによると、チャールス豚さんも○○歳過ぎてハマッてるものがあるそうじゃないですか。幸せ者同士、ボチボチ頑張りましょう!
「いつも読んでいます」(山下望美さん)からのメッセージ
 いつも楽しみにホームページを読ませて頂いています。46歳の女性です。子供の頃はクラシックを弾いていましたが、長いブランクの後43歳から再びピアノを始めました。ジャズが大好きですが、ジャズピアノにあこがれながら、孤軍奮闘で〜

(an弾手より)  はじめまして!知らない人が知らない所で読んでいただいているというのが、不思議でもあり、ありがたくもあり、また恐くもあります。大人のピアノは、まず自分が楽しむことが一番と思っています。お互い楽しみながらピアノと付き合っていきましょう!
「一周年を祝って」(Smiley Tamaさん)からのメッセージ
 一年間ご苦労様でした。一年間連載を続けることの息苦しさは、私にも経験があり、まさに同情申し上げます。さて、現在連載は(私独自の分類では)「初心者の段階」から「中級者への入口」に差し掛かっていると拝察します。音楽経験を書くとき、「中級者の段階を書くのが一番に難しい」と〜

(an弾手より)  お会いした事も、お話したこともないのに、遠くからいつも Netを通して、厳しく、優しく、見守っていただいている心の師匠、Tamaさんです。どうか、これからも見捨てないで下さいね!Jazz Pianoを独学で極められた大先輩でもあります。
(TamaさんのHP)
http://www.sue.or.jp/smillytama/
「お久しぶりです」(はんぺんさん)からのメッセージ
 「ピアノ奮戦記」連載1周年、おめでとうございます!60才の定年をきっかけにはじめて2年目、「超初心者」の私からみたら、an弾手さんはピアノの先輩の域を通り越して、先生の域に達しておられます。ピアノがこんなに〜

(an弾手より) 「60才ピア丿事始め」というHPを開設されて、既に100回(私の倍!)以上のレッスン記を書いておられる先輩です。クラシックとコード奏法と道は違いますが、これからもよきライバル、よき同士として、よろしくお願いいたします。
(はんぺんさんのHP)
http://www001.upp.so-net.ne.jp/hanpen-60piano/page054.html
「☆祝☆連載50回」(富美さん)からのメッセージ
 日頃音楽とはあまり縁が深くない私でも、連載を楽しみにすることができたのは、仕事を離れた一個人としてのan弾手氏が一つの理想を懸命に追う姿が一途で愛すべき存在で〜

(an弾手より)  富美さんとは年に数回しかお会いする機会がありませんが、仕事にも、人生にも、鋭い感性をキラリと感じさせてくれる女性で、とても新鮮です。時々いただく爽やかな高原からのメール、楽しみにしています!
「Congratulations for the 50th Annivetsary!」(カルロスさん)からのメッセージ
 〜そんなカルロスのために、50回といわず、とりあえず、きりのいいとこで100回連載を目標にがんばってください。きついときは、一行のPOEMでも俳句でもいいじゃないですか!〜

(an弾手より)  はるか、ミシシッピー川のほとりから、ありがとうございます。カルロスさんのこの優しいお言葉、涙が出ます!フッと肩の力が抜けて、また頑張れそうな気がしてきました。
「応援しています」(KOZOさん)からのメッセージ
 ・・・いつころぶか、いつ止まるかと毎週ハラハラしながら読んでいます。というのは嘘です。うらやましいおじさんだと楽しみながら読んでます。17,8才の頃からのジャズファンで〜

(an弾手より)  これはこれはKOZO先生! 先生が描かれる絵には、Jazzのシーンがよく出てきますよね。今も、お若い頃のダンディーな面影が漂う先生はJazzの香りがぴったりです。私もこれから、そんな先生のように歳を重ねていけたらどんなにいいだろうと、密かに願っております。
「連載50回おめでとうございます」(橋本さん)からのメッセージ
 連載50回おめでとうございます。一念発起からあっという間にバンド演奏まで到達されたようで、素晴らしいですね。これは是非50回を記念して〜

(an弾手より)  ベテランSax奏者の橋本さん!ありがとうございます。近くにいながらご挨拶もできずに失礼しています。そのうち、きっと橋本さんのライブを聴きに行きますから。
(橋本さんのHP)
http://www2s.biglobe.ne.jp/~JG_BAND/sax_room/index.html
「祝連載50回」(キャラメルキッドさん)からのメッセージ
 しかし、大人になると、あの頃の腕をもう一度取り戻したいと思っても、中々、指が動きません。かすかに、楽譜が読めるだけでした。このan弾手さんの記事を読んで、無性にまた習いた〜いという気持ちがふつふつと湧〜

(an弾手より)  私のメル友のキャラメルキッドさんです! 日頃は政治、経済から世相、文化、医学、音楽、いろんなネタをメールしていただいて、ありがとうございます。ぜひまた、ピアノ始めてくださ〜い!
−an 弾手−
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