私と県劇 思い出のステージ
Vol.
 
グルッポ・ヴィーヴォ 代表 春日 幸雄
古楽オーケストラによる
オペラ「フィガロの結婚」全4幕上演 2009年8月8日
グルッポ・ヴィーヴォ 代表 春日 幸雄(かすが ゆきお)

 オペラ「フィガロの結婚」は上演回数が多く、人気の高い演目ですが、日本では、現代楽器によるオーケストラで上演されております。これを、グルッポ・ヴィーヴォ特別企画として、モーツァルト時代の音の再現にこだわり、古楽オーケストラ「シンポシオン」(指揮 諸岡範澄 33名編成)を東京から招聘し、本邦初の試みを日本で有数の響きを持つ熊本県立劇場コンサートホールから全国へ発信いたしました。配役は本会員を中心に構成し、この試みに賛同された東京をはじめ、各地で活躍中のオペラ歌手、また、合唱は県内8団体70名の協力をいただきました。当日は、コンサートホールに豪華な舞台を制作、オーケストラをオルガンスペースに位置取り、滝のように流れ出る響きの中、若い歌手たちは質の高い歌唱力と演技力で全4幕、現代ではカットされているアリアを復刻し、モーツァルトが活躍していた時代のとおりに完全版で歌い通しました。観客は約1,700名を超える動員をすることができ、ご来場の多くの方々より高い評価を受けることができました。その中には東京をはじめとして、九州各県からのお客様も多く見られました。また、熊本県立劇場からも県立劇場史に残るオペラだと絶賛をいただきました。

   

熊本県立劇場広報誌「ほわいえ」Vol.122より

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